乗馬用ブーツやチャップスは、素材によって特徴が異なります。それぞれの素材について知り、ショップで自分に合ったものを選びましょう。
乗馬用ブーツ
本革:本革は見た目の品のよさはもちろん、その丈夫さも魅力の一つです。履きはじめは素材が硬いため慣れるまでに時間が必要ですが、履くたびに本革がなじみフィット感が増していき、履きやすいブーツになります。動作によってスムーズに伸縮するため、動きやすいのも特徴です。馬への指示にも適しています。
合皮:合皮には人工皮革と合成皮革があり、価格がリーズナブルで肌触りは本革に近いというのが特徴です。ただ年月が経つと劣化しやすいため、使えなくなった場合は新しく買い替える必要があります。本革に比べるとメンテナンスがしやすいため、初めてのブーツに適しています。
ラバー:ラバーとはゴム素材のことです。弾力性があるほか、高い防水性で雨などの悪天候でもブーツ内が濡れるのを防いでくれます。足首周りに隙間ができやすく馬への指示は行いにくいですが、リーズナブルな価格で比較的長持ちしやすいというのが魅力です。
チャップス
チャップスはキュロットの上に履く馬具で、足首からふくらはぎまでをカバーする役割があります。本革や合皮以外に以下のような素材のものがあります。
スエード生地:スエード生地は、表面の起毛加工が滑り止めのような役割を果たしてくれるため、乗馬の際に姿勢を保持しやすいというメリットがあります。砂や泥が付着すると素手ではなかなかとりにくいため、ブラシなどを活用するとよいでしょう。
ナイロン生地、メッシュ生地:通気性がよいため、夏場でも汗で蒸れにくく、快適に乗馬を楽しむことができます。そのまま丸洗いもできるので、お手入れが簡単でいつでも清潔に使用できるのが特徴です。
馬具ショップである中江物産(NAKAE BUSSAN)では、ブーツやチャップスのほか、ゼッケンやユニフォームなど競技用のアイテムも販売しています。幅広い商品をご用意しているので、趣味で乗馬を始める方から競技出場を目指す方までご利用いただけます。
乗馬ブーツは素材別にお手入れの方法が異なります。適したお手入れ方法を知って、愛用のブーツを長く使い続けましょう。
本革
本革の天敵は乾燥です。お手入れを怠ってしまい乾燥したまま放置してしまうと、劣化しやすくなります。ひび割れやカビの原因にもなります。本革のブーツが汚れてしまったときには、ブーツについた汚れやホコリなどを、ブラシを使って丁寧に落としましょう。
古いクリームを除去した上で、新しくクリームを塗ることで、本革を乾燥から守ることができます。
合皮・ラバー
合皮は水拭きができるという点で比較的お手入れがしやすいといえるでしょう。水拭きする前に、ブラシなどでブーツについたホコリや汚れを簡単に取り除き、固く絞った布で優しく水拭きします。最後に表面に潤いをプラスしてくれる専用のローションでブーツ全体をなじませていきましょう。
合皮に含まれる可塑剤(かそざい)は、メンテナンスせずに放置すると表面のベタつきのもとになってしまいます。また、ラバーに含まれる硬化防止剤はそのままにしておくと白っぽくなる原因にもなります。定期的なお手入れを欠かさないようにしましょう。
馬具・乗馬用品の専門ショップである中江物産(NAKAE BUSSAN)では、様々な商品を取り扱っています。ゼッケンや鞍、鐙といった馬具はもちろん、キュロットやブーツなど騎手が装着するものも販売しています。お探しの商品がございましたら、ぜひご利用ください。
馬具や乗馬用品をショップで購入する際は価格や素材などはもちろん、お手入れしやすいかどうかといった点にも着目して選ぶことが大切です。乗馬用のブーツなどは、特にメンテナンスが重要なので、素材についても考慮して購入しましょう。
日本人用のヘルメットやブーツなどの乗馬用品をお求めなら、中江物産(NAKAE BUSSAN)でお買い求めください。中江物産(NAKAE BUSSAN)は、ゼッケンや鞍、鐙といった馬具から、ライディングウェア、小物まで、様々な乗馬用品を販売するショップです。通販もございますので、お気軽にご利用ください。