騎乗をより快適にしてくれ、動きやすさ、耐久性などを兼ね備えた服装は乗馬に欠かせない存在です。乗馬ウェアには様々な種類があるため、どれを選べばいいか迷ってしまうという人も多いのではないでしょうか。乗馬ウェアには初心者が気軽に取り入れることができるカジュアルな装いから、伝統的な気品のあるスタイルまで実に様々です。
また、乗馬はオリンピックなど公式な大会の種目にもなっており、ジャケットを身につけるなど競技用の乗馬ウェアにも細かな規定があります。規定に反したウェアを着用すると、大会に参加できなくなる場合もあるので注意が必要です。ここでは乗馬ウェアのスタイルの種類についてご紹介いたします。
ひとくちに乗馬ウェアといっても、乗馬のスタイルに合わせて様々なウェアがあります。ここでは、それぞれの特徴についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
カジュアルライディング
カジュアルライディングだと、乗馬ウェアは普段着に近い状態で自由度の高いスタイルが楽しめます。意外にもハードな動きが伴う乗馬では、シャツやジーンズなど動きやすい服が理想的です。
ただジーンズは騎乗によって膝の内側やお尻の部分を傷めてしまう場合もあるので、できればキュロットなど乗馬専用のウェアを着用しましょう。特に服装の決まりはないため、快適さを意識しつつおしゃれやコーディネートを楽しみましょう。
ブリティッシュ
ブリティッシュはその名の通り、イギリスの昔ながらの伝統的なスタイルを意味します。そもそも乗馬は貴族の間で広まったものなので、高貴なスタイルが特徴です。実際にオリンピックの正式種目に含まれる馬場馬術や障害飛越競技、総合馬術などはブリティッシュの流れを受け継ぐもので、日本でもおなじみのスタイルとなっています。
指示を馬にしっかりと伝えるために欠かせない、機能性を兼ね備えた乗馬ウェアが求められます。ブリティッシュスタイルはジャケットにポロシャツ、白キュロット、グローブといったウェアが定番です。競技に出場する際にはあらかじめ競技用のウェアが指定されている場合もあるので、事前にチェックしておくと安心です。
ウェスタン
このスタイルは、よく西部劇などで登場するカウボーイをイメージするとわかりやすいはずです。独特のフォルムが印象的なテンガロンハット、ウェスタンシャツにジーンズというカジュアルな装いが基本です。フリンジのついたチャップスや、ウェスタンブーツ、縄を投げるための厚手の手袋などが特徴です。
クロスカントリー
馬も乗る人も持久力を要するクロスカントリーです。スピードはもちろん池や垣根、土地の起伏などの条件をクリアするために、高いコントロール力が必要な競技となっています。クロスカントリーでは、転倒や水に濡れてしまうといったアクシデントが起こりやすいのが特徴です。
このような競技ならではの特徴を踏まえ、快適なライディングが叶う乗馬ウェアが求められます。速乾性や伸縮性に優れたポロシャツ、キュロットに加えて、急な落馬などから身を守るためのボディプロテクターが欠かせません。軽量かつメッシュ素材で通気性のよいものなどがおすすめです。
エンデュランス
数10kmから100km以上と長い距離を走り切る競技。騎乗した状態でマラソンを行うイメージです。これだけの長距離、長時間の騎乗では途中で天候が変わる可能性もあり、防水性の高いレインジャケットの着用やカバーパンツの着用が必要となるでしょう。また、ライダーを足腰の締め付けから解放してくれるスパッツタイプのキュロットなどもおすすめです。
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キュロットやソックスといった練習でも使用するものから、競技用のジャケットやシャツまで豊富に取り揃えています。乗馬ウェアをお探しの方は、ぜひチェックしてみてください。
これまでご紹介してきたように、乗馬のスタイルによって乗馬ウェアにも様々な種類があります。価格やデザインで選ぶことはもちろんですが、ここで紹介した乗馬ウェアの選び方を参考に乗馬スタイルに合ったウェアを購入しましょう。
また、ゆくゆくは競技への出場を検討している方は、大会の規約をチェックし、競技用の乗馬ウェアを用意することも大切です。中江物産(NAKAE BUSSAN)では、キュロット・ジャケット・手袋など、様々な乗馬ウェアを販売しています。
競技用のウェアも豊富に取り揃えているので、ぜひご利用ください。